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ミニハウス 幻住庵

 2007.3.7
この作品は滋賀県大津市に在住の古部幹雄(ふるべみきお)氏が弟さんのお嫁さんのお姉さまである山本静子様に贈られたものである。2007年3月に静子様のご厚意で、当方でお預かりすることになった。
     
 幻住庵の立て札がある。  ほとんどの戸が可動なのに驚く。  側面。障子が動く。
     
 この通り。  裏側。精密さは表と変わりがない  大きさ比較のため携帯を置いてみた。
     
 この屋根もすごい力作。  少しずつ針金で束ねてある。  屋根を取ると・・
     
床の間には掛け軸もかかっている。   間仕切りの障子も可動。  手抜きのない作りに、一体どれくらいの期間がかかったのだろうと思う。
    「奥の細道」の旅の翌年の、元禄3年(1690年)4月6日から7月23日までの約4ヶ月の間、
芭蕉は近江の門人で膳所藩士、菅沼外記定常(曲水)の勧めによって、
曲水の伯父の菅沼修理定知(幻住老人)が、
かつて暮らしていた庵に住まいした。
 
 このミニチュアを作成のために
古部氏は何度も通われたという。
 雨戸も可動、引き戸も開く。

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